3学期始業式 校長あいさつ
令和3年1月6日(水)
私たちが冬休みをとっている間に,新しい年令和3年(西暦2021年)を迎えました。そこで,まず,新年のあいさつをしましょう。
明けまして おめでとう ございます
まず、児童の皆さん127名と学校に関わる先生や職員の皆さんが全員元気に新年をむかえ,今日の始業式を迎え,3学期をスタートできることを心からうれしく思います。
登校をしてきた皆さんの表情や姿から,「今年も元気にがんばるぞ」という意気込みが伝わってきます。
皆さんは「1年の計は元旦にあり」という言葉を聞いたことがありますか。中国の昔の本に書かれている「一日の計は朝にあり,一年の計は春にあり,1生の計は・・・」ということばから伝わっている言葉です。その日一日をどのように過ごすかを朝,考えるように,その1年をどのように過ごすかは1年の始めに考えるようにしようという意味です。
一人一人が今年一年,何を目標として,どんなことに努力したらよいのか,しっかりと考えてほしいと思います。今年を良い年にするかどうかは,皆さん一人一人の目標に向かう努力にかかっているからです。
3学期は、その学年の総まとめの時期でもあり,次の学年,6年生は中学校へのジャンプの学期です。学習も気持ちも大きく力強くジャンプできるようバネを蓄える学期にしてください。
さて、今年の干支は何か知っていますか。そうですね。
「牛」です。「牛」は古くから食牛や乳牛、耕牛と呼ばれ酪農や農業で人々を助けてくれる存在として重要な生き物でした。大変な農業を地道に最後まで手伝ってくれる様子から、牛年は「我慢(耐える)」や「発展の前振れ(芽が出る)」を表す年になると言われています。人間に例えると、ゆっくりだけど一度やるべきことを始めると最後までやり切らないと気が済まない努力家で働き者。頭も良くて楽をしたりズルをしたりしない真面目な性格で家族を大切にする。必要に迫られれば皆を引っ張っていくことも出来るので友人も多く周りが認めるのが「牛」のタイプだそうです。こんな牛タイプの人になりたいですね。
短い3学期です。どの友だちも大切にして、いじめのない、皆が笑顔で過ごすことができる3学期にしましょう。一日一日を大切に過ごしてください。